いろいろと忙しかった。
今まで「南京大虐殺事件」の証拠とされてきた写真が、まったく関係ない写真から 転用されたものだったり合成写真だったり日本軍の軍服とは相違点があるなど 何者かが捏造した写真の可能性が高かったりすることを告発した本。
私はこの本で指摘されたことが全て正しいかどうか判断はできないが、
など素人目でみても明らかにインチキとわかる例がいくつもあることから考えて、 捏造された写真がある程度の割合であることは明らかだろう。
「戦争犯罪の証拠」を批判的に検証していくことの大事さを思い知らされた。
個人的に TemporaryAddresses は嫌いなので家の中の Windows XP マシンでは
ipv6 -p gpu UseTemporaryAddresses=no
としてある。
Windows XP のメインマシンでいつのまにか *1 TemporaryAddresses が有効になっていたので設定し直し...。あれ、 IPv6 が 全く使えなくなったよ。いろいろ調べてみると、ルータに問い合わせて 自働設定されるはずの IPv6 アドレスがついていない。
検索してみると MS の「 Windows XP SP2 適用後 コンピュータ起動時に IPv6 グローバルユニキャストアドレスが割り振られない」という文書が。ファイアウォールドライバのバグで起動時に ICMPv6 ルータ通知 パケットを処理できないらしい。対処はコマンドプロンプトから手動で
ipv6 renew
を実行とのこと。いちいち手動で実行なんて面倒くさいなぁ...。
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の冒頭に記載したマイクロソフト製品の 問題として認識しています。
MS 自身がバグとして認めているのでそのうち修正されるかな?
いちいち手動で ipv6 コマンドを実行するのも面倒なので、
@echo off c:\wbin\sleep.exe 3 ipv6 renew
というバッチコマンドを スタート -> 全てのプログラム -> スタートアップ に登録。 sleep.exe は Windows Resource Kit に入っていたもの。
こせきさんとこから。
宣伝用写真で修正をすることは多いというのはその通りですね。日本の太平洋戦争 当時の写真で修正が行われているものもけっこう多いですから。軍艦の写真で 停泊している泊地の山の形をかえて場所をわからなくしているとか。 なので「修正の跡があるから証拠として採用できない」のような短絡的な判断 *1はしちゃいけないと思います。
しかし、この本ではそういう「修正」のレベルを超えて明らかに捏造と 判断できるものもかなりの数が指摘されています。 2/5 の日記で挙げた 2 つの例がそうですし、私の知識でも旧日本軍の軍服と相違点があって おかしいと判断できる写真 (p.168 写真 102) もあります。
この本の記述全部を鵜呑みにするのは良くないでしょうが、一読の価値はあると 思います。