気象庁が津波警報が過大であった点の謝罪会見を行った話、謝罪までする必要が あったのかちょっと疑問に感じる。
気象庁に注文をつけるとすれば、津波の持続時間 (?) についての情報を事前に もっと強調すると良かったという点。津波が始まってしばらく経過してから *1「1960 年のチリ地震の時も津波が何時間も続いた」という話がニュースで 伝わってきた。私は津波についてはそれなりに知識はあると思っていたが、 この点については全く知らず昼過ぎに襲来する津波は午後半ばには終息すると 何となく思い込んでいた。近海で発生した津波と遥か彼方で発生した津波の 違いなのだが、同様に考えていた人は多かったのではないか。
津波から避難するにしても夕方までに家に戻れるのと 21 時過ぎまで戻れないのとでは 準備や心構えが違ってくるし、今回のように多くの交通機関が運行を中止するケース では外出中の人の移動にも影響してくる。
太平洋の反対側で発生した地震の津波で被害が出るような状況は滅多に起こらない だけに、こうした知識はたぶん次の機会には世間一般では忘れられてしまうような 気がしている。それだけに、地震の専門家の方々には「次回」に備えて準備と 検討をお願いしたい。
夕食後に台東区の家へ車で移動。
某所の IRC にて、多くのファイルを gzip するのに最近の multicore な CPU だと複数の gzip を平行して動かせると便利だよね、という話をしているうちに某氏が xargs(1)に -P maxprocs というオプションがあるのを発見。
echo * | xargs -P 4 -n 1 gzip
などとすればいいらしい。 FreeBSD 5.1-RELEASE で既に入っていたのね。 ずっと知らずにいたよ。