が終わった。もともとスポーツは好きなんだけど、今回の W 杯を巡る いくつかの出来事には、非常に嫌な気分にさせられた。こういう騒ぎするのなら、 サッカー W 杯なんかもう二度と日本に誘致しないで欲しいよ。
まずは、東京の石原都知事あたりが言い出した職務怠慢公認の話。 仕事中に堂々とテレビ見てさぼることが認められるとはね。サッカーだけ特別に テレビ観戦を認めなければならない理由などどこにもない。この手のスポーツの お祭りとしては他にオリンピックがあるけど、オリンピックの時は「仕事を サボってテレビ観戦 OK」などという話はなかったよね。
石原都知事はいまの政治家の中では個人的に評価している一人なんだけど、 非常に幻滅させられた。
サッカー W 杯というのは世界の各国から人が集まって友好を広めるイベントのはず。 ところが、日韓の友好だけを特に進めなければいけないような報道ばかりが 目についた。特にひどかったのは
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020626-00000020-kyodo-wcp 韓国の通信社、聯合ニュースは25日、東京発で、ワールドカップのドイツ−韓国 戦を東京の国立競技場で日韓サポーターが共同応援した際、ドイツを応援する日本 のサポーターもいたことを批判的に報じた。 同ニュースは「約1000人の日本人サポーターがドイツを熱狂的に応援し(日韓) 共同応援という行事の意図を台無しにした」と伝えた。
いつから日本は韓国を応援しなければならないことになったのか。何か勘違いして ないか。私は今回の日韓 W カップ共催で韓国が嫌いになった *1。無責任な内容を垂れ流す日本のマスコミはもっと嫌い。
毎年思うのだが、某国の独立記念日と同じ日なのはあまり面白くない。
知り合いから教えてもらったのだが、女子医大の心臓手術で人工心肺装置の操作を 間違って逮捕されたのは山梨医大の先輩らしい。
それにしても、心臓外科医に人工心肺装置を扱わせてた手術の体制はお粗末。 専門の細分化が進んだ現代の医療で、専門外の装置をきちんとした教育を受けずに 扱えばミスが起きるのは必然だろう。これが心臓外科では日本でもトップクラスの病院 *1なのか。
私は心臓手術を 2, 3 回見学したことがあるけれど、いずれの場合も
がちゃんとついていた。そのあたりの病院ならともかく、日本の一流の病院ならば 同じような体制は取られているものだと思っていたのでちょっとショックだった。
(7/6 追記) 日本経済新聞 7/6 朝刊の女子医大事件検証記事より:
都内のある私立大学病院の医局長は「名門の女子医大で、いまだに人工 心肺を医師が操作するなんて信じられない」と驚く。 日本人工臓器学会が一昨年九月にまとめたアンケートでは、人工心肺操 作を医師単独で行っている施設はわずか六%にすぎない。
やっぱり女子医大が体制がおかしいだけなのかな。