ニュースを見ていると、亡くなった子供の側が一方的な犠牲者のように報道されていて 違和感を感じてしまう。
「重傷事故がおきるのに回転ドアをなぜ使い続けたのか」的な報道が多い。 でも、回転ドア以上に普及している普通のタイプの自動ドアでも重傷事故が 多発していて、国民生活センターが 5 年前にわざわざ注意情報 ( PDF) を出しているほど。「ドアにはさまれて転倒し骨折、人工骨埋め込み手術をしたが 回復は見込めない」というような悲惨な事故例も紹介されている。
「重傷事故が何度も起きている回転ドアをなぜ採用するのか」というような指摘を よく見かけるけれど、その論法を使えば自動ドアなんてどんな種類のものも 使えなくなってしまう。ナンセンスとしかいいようがない。
ふつうの左右開きの自動ドアでの事故が民事訴訟になった例が報道 ( 毎日新聞の記事) されている。要約すると、
死亡事故と骨折事故という違いはあるけれど、以前に何度も事故が起きているなど 今話題の回転ドア事故との類似点が多い。この裁判の判決 *1が こちらで詳しく紹介されているので一部を引用する。
原告 (被害高齢者) については、介助を待って通行を開始すべきであったにも かかわらず、漫然と一人で本件ドアの通行を開始して本件事故に遭ったものと 認めることができるから、原告にも過失があったといわざるを得ず、原告の 過失割合は 7 割とするのが相当であること。
転倒した老人の側の責任のほうがかなり大きい (7 割) と認定されていることに 注目すべきだろう。
今回の事故でも、挟まれた子供の側は一方的な被害者ではなく、一定の責任 (紹介した裁判例の 7 割よりは低いだろうが) があるのではないだろうか。
八王子の北のほうへ行く用事があったので、秋川街道沿いの蕎麦屋「桂川」で 昼食。そばと天丼のセットを注文。
………何これ (絶句)。
蕎麦は半ば乾燥した感じでまずいし、天丼のご飯はパサパサしているし、 天ぷらは揚げてから時間がたった感じだし、めちゃくちゃな状態。 昔はかなり美味しい店でわざわざ車で何度も来ていたくらいだったのに、 どうしたらこんな不味い店になっちゃうんだろう。
所用で外出。スーツを着ていくのはすごく数ヵ月ぶりだ。
マジスパ下北沢店へ寄って。ポーク角煮虚空。久しぶり (下北沢店が開店してすぐ位に 来た時以来) の虚空なのでちょっときつかった。
そういえばマジスパでは虚空しか食べたことがないな。そろそろ 体調が良いときにでももっと上を挑戦しようか。
日本政府として全面退避勧告を出している危険な国なんだから、 そこに行く方が悪いと思うね。行くなら自己責任で、なにか起きても 政府の対応を求めないくらいの覚悟で行くべきだろう。
外務省がいろいろ調査に乗り出しているようだけれど、「退避勧告を出している 国に行く民間人に責任は持てません。事故があっても自己責任で」と 突き放してもいいのではないか。
アンマンからバグダッドへの陸路は、反米武装勢力の活動が活発な地域を通り、 強盗なども頻発
(中略)
車は途中で給油する必要があるうえ、 (中略) 米軍の車列に向かって 武装勢力によるロケット弾攻撃も頻発する。
バグダッド近郊は武装して装甲車で移動する陸上自衛隊が近づかない超危険地帯。 米軍に対する攻撃さえ頻繁にあるところを通って行ったのか。 自殺志願者としか思えない。
福田官房長官の記者会見で「政府の責任」について質問した記者がいたけど、 こういう無茶な連中の行動が起こしたことについて政府が責任を持つ必要は 全くないよ。
読売新聞 9 日朝刊社会面より:
週刊朝日の青木康編集長が記者会見し、「(中略) イラク入りは本社から要請した ものではない。三月二十九日に、 (郡山さんが) 週刊朝日編集部に来た際、 『近くイラクへ行くので、いい写真が撮れれば送ります』と話していた」とする コメントを読み上げた。
週刊朝日の記者証まで与えているのに、あくまで「拉致された人が 勝手にイラクへ行った」という立場なのか。無責任というか卑怯というか、 どうしようもないね。