ゲーム脳の恐怖というトンデモ本が話題になっている。気になるのは筆者の紹介。書評などでは 「医学博士」「脳神経学者」などと紹介されているけれど、 日大の研究者情報で調べてみると、
ということがわかる。アメリカの医学部 (おそらく基礎医学の生理学系研究室) に留学して博士号をとったので医学博士の称号を持っているらしい。
この教授、どう考えても 体育学者ないし 運動生理学者なんだけど、なぜ「脳神経学者」などと紹介するのだろう?
社民党が拉致問題に関して事実隠しを始めたようだ。「拉致問題はデッチあげ」として 話題になった論文「食糧援助拒否する日本政府」 ( web.archive.org のアーカイブ) が消されたのはマスコミなどでも報道されたが、他に以下のページが 削除されたようだ (リンク先は web.archive.org のアーカイブ)。
とされている。拉致問題を取り上げたのが自民党議員だったこと、社民党側は 拉致問題を話題にしなかったこと、自民党が話題にすることにも反対だったこと が読み取れる。自民党の議員は、人道問題として「拉致(らち)疑惑問題」などを強引に 議論の爼上にあげた。
日本で「進歩派」「人権派」と自称してきた人々がいかにデタラメだったか、 「人権派」と称しつつ日本人の人権よりも北朝鮮の独裁者の利益のほうが 最優先であったということがよくわかる。
消去はされていないが、 田 英夫 の与党訪朝団報告も興味深い。
拉致の問題は今度の最大のテーマになったわけですが、これについても 「あの国は悪い国だから、拉致ぐらい平気でやる」という大前提のうえ に立っているのじゃないか。拉致を否定するかというと、私も正直言っ て否定する材料を持っていません。しかし、逆に言えば、肯定する材料 もないのじゃないか。 出発前に警察庁の外事課長を僕の部屋に呼んで話をしました。どのくら い捜査が進んでいるんだと聞いたら、「七件一〇人です」と。これは国 会の答弁でもしばしば言ってきた。「そのうち二件二人は、九九・九% 拉致だと思っている」と。それは国内の裁判で言えば立件して有罪にで きるほどの証拠を持っているのかと言うと、黙っちゃう。輸送手段はど うなんだと聞くと、「工作船です」。工作船というのは一体何だ、そう いうものを拿捕して調べたことがあるのかと聞いたら、それも答えがな い。 というようなことで、拉致事件についても絶対にこれはそうだという証 拠があるわけではない。こっちも絶対に拉致ではないという証拠もない。
おそらくこの時点で、警察側は工作船が高性能かつ重武装で拿捕できないという のがわかっていただろう。海上保安庁が拿捕するにしても海上自衛隊が支援や 援護する必要がある。そのために必要な法整備に大反対していた当事者が 「拿捕してないから証拠がない」と主張するとはね。
普通に考えれば、こういう相手に警察が「どういう証拠があるか」というのを 正直に話すわけがない。
http://www.yomiuri.co.jp/01/20021007ia23.htm から
朝鮮労働党への抗議については、「直接コンタクト(の手段)はなく、 朝鮮総連を通じて事実をただす」(福島幹事長)のが唯一の手だて
だそうな。直接コンタクトする意思も能力もないのに「友党関係」とは....。