最初の大学の時の先輩からメール。数年ぶりに近況を聞く。他の先輩ともあわせて 数通のメールが行き交った。医療関係に携わっている方がけっこういるようだ。
夜の犬の散歩で駅前の本屋へ。夜 11 時まで空いているのはやっぱり便利。
ついに最終巻。月刊誌を読んでいたので内容は知っていたけれど、やっぱり 読んでいて良かったと思う。
NHK BS2 で昔の大河ドラマ「大地の子」の再放送をしているのを見てしまう。 重厚な作りで見ごたえがあるのが何ともいえない。
とはいえ、いくつか話が変なところもあったりする。
まぁ、このあたりの矛盾は原作者の山崎豊子が実在の複数の人物の話を元にして 話を作ったせいなのだろうな。上川隆也と仲代達矢以外の日本側登場人物の 多くは、誰がモデルかすぐにわかる *1らしい。
あのドラマの中で、中国の第一線製鉄所を視察した日本側が「ひどい状態だ」と つぶやいて上川隆也がショックを受けるシーンがあるのだけど、実際に現地に 言ったことがある私の亡き祖父曰く、「実際はもっととんでもなかった」とのこと。 中国側の描写にかなりの美化が入っているのはしょうがないんだろうな。 それでも、強制収容所や共産党内部の密告体制を描いているのを映像化したのは すごい。よく中国側が許可したものだと、あらためて思う。
身近な人が本人の行動を監視できるという 効果もあるらしい。なるほどね。
中断されていた日記が再開するのをみるのはやっぱり嬉しい。
NEWS-5の参加者が fix された。去年に参加したときよりも「実際に会ったことがある人」 の比率がかなり高くなった気がする。そろそろ名刺を用意しなければ。
昼に激しい雷雨。一時間ほど降って止んだ。最近、東京の雷雨って熱帯の 「スコール」みたいな感じのが増えてきた気がする。
昨日からやりとりが続いている某先輩のメールで出てきた表現。 上野の太昌園で焼き肉の後に食べるテグタン *1にさらに赤い香辛料 *2をいっぱいかけ {させた | られた} 先輩後輩の仲、という意味らしい。実態を よくあらわしているかもしれない :-)。
宅配便が届いているので開けてみる。春に購入した Matrix の DVD の特典 キャンペーンに当選したようだ。ちょっと嬉しい。 IC テレカって初めて手にした。
IC テレカの裏にこんな説明が:
【有効期限】 2004 年 9 月 30 日 有効期限が切れたカードは、 5 年間に限り、お近くの NTT 東日本・西日本窓口で お取り替えします (手数料及び使用済度数相当額のお支払いが必要です)
IC テレカだと有効期限があるのか。無期限で使えるこれまでのテレカと比べて 非常に不便 *1じゃない。ひどいなぁ。
というのはやっぱり 大切ですね。
であることを 証明。
CVS リポジトリを持ってきているのならば、 cvs checkout src とします。 CVSup を使って更新したいのであれば、 このあたりを参照。
MYCOMの Personal UNIX が休刊になったが、 FreeBSD Express という FreeBSD 専門誌に衣替えすることになったようだ。 ここに表紙イメージが既に紹介されている。
休刊のことを聞いた時にだいたい予想 *1はしてたんだけど、専門誌になるのは嬉しい。
八王子 I.C. 近くのロイヤルホストで昼食食べてからムラウチへ。そろそろ DVD-ROM を買いたいのだけど、 ATAPI ばかりになってしまったのがつらい。うちの Windows マシンは SCSI CD-ROM + SCSI CD-ROM チェンジャー + SCSI CD-R という体制なので、 ここに一台 ATAPI が入るのは嫌。ということで見送り。
買ったもの:
CD のほうは我ながらよくわからん組み合わせ :-)。
久しぶりの医学ネタ :-)
筑波大病院で医療事故があったとの報道。患者さんから生検 *2して採取した組織を他の患者さんと取り違えてしまったために、癌でない患者さんを 肺癌と診断して手術してしまったらしい。
前の横浜市立大学病院の事故はとんでもないと思った *3が、この事故の原因となったミスはそれなりにありえるだろうな。
某作業の締切を週明けに控えて、絶賛現実逃避中 :-)。 手持ちのマシンの sendmail を 8.9.3 + WIDE patch から 8.11.0 + WIDE patch に入れ替えて *1みる。 FreeBSD 4.0 以降では NetBSD と同じく /etc/mailer.conf が使えるので、 せっかくだからこれを使ってみる。ついでに NetBSD のを参考にして ports にしてみたり。
昨日に引き続き某作業。自分の仕事の遅さにいらいらするよ。
distributorを操作してLinux界統一を目指すゲームとなると、武将は開発者に、民衆はユーザに例えられるのだろうか :-)
武将開発者の中には、 領主の性格ポリシーが気に入ってくるのとか、金で引き抜かれてくるのとか、 いろいろいるのだろう。 政策開発したものが採用されずに他陣営に走る 武将開発者が出てきたりとか、 虐げられていることに気付いた 民衆ユーザが 他国他陣営に 逃散鞍替えしたりとか、 有力な 武将開発者を 他国他陣営に派遣して引き抜きをする謀略が重要になったりとか。
とすると、某大明神様って豊臣秀吉的キャラなのかも :-) :-)
以上、すべて冗談です。まじめに受け取らないように。
久しぶりに Windows98 を立ち上げる。 Office 2000 がないことに気付いて インストール。そういえば、だいぶ前に Windows98 を入れ直してからずっと Office ソフトなんて使う機会がなかった *1もんな。私が持っているのは Professional 版で CD 2 枚組なんだけど、 1 枚目と 2 枚目で別々にインストールしなきゃならない。しかも何を入れるか 選択する場面が二度繰り返されるのが駄目だよな。
ついでに Office 2000 Service Release 1 を入れる。非常に時間がかかって閉口。
明日に備えて Publisher で名刺作り。比較的簡単にできた。 でも、Publisher の使い勝手はあまりよくないなぁ。 Office についてくる おまけソフトだから許せるけど、単体では買わないと思う。
NEWS-5のために新宿へ。紀伊国屋書店本店で買い物:
厚生省管轄の審議会の結果が載っている本なのだけど、「医事試験制度研究会」監修、 「選択エージェンシー」発行と、よくわからない団体が監修・発行している。 役所が天下り先作るためにいっぱい作っている外郭団体なんだろうな。
伊勢丹の横を歩いて 満月廬へ。 takehiro さんが来たので一緒に会場へ入った。
私が座ったのは中央テーブルの一番端。左から 太田さん、 AoVA さん、私、 螢屋さん、 新井さんという感じ。 UMA な人に囲まれていたような気がしないでもない。 カウンターに一番近く、飲み物の注文 *1への反応が早いのが good。おかげで自己紹介の時にはかなりアルコールが 回ってしまった (^_^;;。
U.M.A.の看板写真が出てきたのに受けたり、 ハカマスキー先生が二日かけて作った名刺をいただいたり、いろいろ。 tom さんは「弓」って感じ *2が出ていて何となく納得。お世話になってます (_-_)。
会場は 3 時間もとってあるのに、自己紹介が終わると残りあと 30 分ほど。 あちこち回って名刺交換。一年前の NEWS-3 の時と違って顔見知りの人が けっこう多くなっていることに気付く。
外に出ると雨。地下鉄の入り口に待避して二次会の相談。午ツアー参加は 地元民ではないので見送り。「酒が飲みたい」という 9 人で ぼんやへ。一次会の場所からすぐでよかった。
二次会は こちら参照。私の向かいに座ってたのが tom さんでしたね。 Dell をはじめとする抹殺な話で盛り上がる。 0 時過ぎに終了。雨が小止みになっていたので 江洲さんと新宿駅まで歩く。そこで別れて私は中央線で帰宅。
おうちサーバを IPv6 化して fetchmail も IPv6 対応のものに置き換えたのに fetchmail で取ってきたメールが IPv4 で届くのは何でだろうな、と悩んで いたのだが、 users@jp.ipv6.org ML の
[USERS 60] ::1 and 127.0.0.1
を読んで解決。 /etc/hosts で
127.0.0.1 localhost ::1 localhost
としてたのが悪かったのね。順番を逆にして ::1 を先に返すようになった。
新宿方面に外出した帰り、近所の本屋で買い物:
この X は CC さくらの世界にひたった後で読むと格別だ :-)。 「皆殺しの CLAMP」の本領発揮というか。まぁ、今回の話は犬のところでちょっと 救われた気分になりましたよ。
映画ですが、新宿では新宿ピカデリー 4 に移って来週まで上映するようです。
映画話と関連して、そろそろ某宴会を企画したいところ。いかがでしょう? > この日記を読んでいるであろう関係者の皆さま
が 話題になっていますが、「大病院が安心」というのは間違いなのはほぼ事実なので こちらの批判は正しいでしょう。
世の中には「大学病院は安心」と思っている人が多いけど、それは明らかに嘘。 大きな病院は入院患者の世話を一年目や二年目の研修医が全面的に受け持っている ことが多い。で、上の医者がちゃんとフォローしていればいいんだけど、 「俺は研究に集中するから患者は全面的に研修医に任せた」という雰囲気の診療科は けっこうある。特に研究指向の (以下自己検閲により削除)。
入院したら、年輩の医者が毎日ちゃんと回診に参加しているか観察したほうが いいでしょうね。
あと、医療ミスのかなりは医者の長時間労働による過労が原因なはずなのだけど、 医者の側の自覚がないのよね。「患者さんの容態が悪ければつきっきりで診るのが 当然」と思っている人がほとんど。ミスして患者さんを傷つけるほうがよっぽど 危険なんだけどね。ということを大学時代に宴会で先輩の医者の何度も言ったことが あるんだけど、理解してもらえた試しがない。何だかなぁ。
どうやら 勘違いされている方がいるようなので書いておく。 医療関係者にとって、教授というのは自分が所属している企業の上司とか 取引先のお偉いさんに相当する。そういう人の話を無制限に書けるわけが ないじゃない。親しい友人同士の宴会話とかならともかく。 自分の名前出して公開の場所に置いてあるものなのだから、常識的に考えて欲しい。 実際のところ、ちょっと書きすぎたかなと思っているくらいなんだから。
私も 宮司さんも「医者は悪くない。病院選んだ患者が悪い」なんてことは書いていない。 「大病院なら安心」という話が無条件で広まってしまうのは良くないと考えて 書いているのだけど、理解されないのかな。 もちろん、「大病院は安心できない」わけじゃない。既に書いたけど、
のであれば、若い研修医が担当していても比較的安心だと思う。
「大学病院ってなんだ」 (毎日新聞科学部 著, 新潮文庫) には次のような記述がある:
がんの研究能力を買われ「(危険だから) 絶対に手術するな、と条件付きで国立大の 外科教授になった人もいる」という。
この話が事実かどうかはわからない *1が、研究実績で教授を選んでいる大学だとそういうことが起きるのかなとは思う。 でも、これが事実だとしたら、その教授は外来はやってるのだろうか?
私が BST の時は、某内科は一年目研修医が一人もいなかったという特殊な状況でした (@_@(。 内科をめざす学生がみな他所 (主に東京方面) に出てしまうのです。
医療ミスについて世間が誤解している点がいくつかあると思うので指摘しておく。
まず、医療ミスを無くすことは不可能。一般常識で考えればわかるはずなんだけど、 どの業種でも「仕事で絶対ミスしない」なんてあり得ない *2。ミスを減らすことは可能だけどね。なので ここにあるように
どこに行ったって助かるケースは助かるし、助からないケースは助からない。
というのは実に正しいと思うんだけど、なぜか こういう意見を持ってしまう人が出てくる。生命が絡んでくるとまっとうな議論ができない人が いるのは非常に悲しい。
医療以外の現場では、製品検査などを徹底することによってミスが表面化することを 減らしている (でもゼロにはできない)。医療が特殊なのは対象となる一人一人が 実際の人間だということ。「ミスした製品を取り除く」ということが出来ない。 大学を卒業したての若い医師がトレーニングを積むのも実際の患者さんでしか あり得ない。
厚生省の「医者余り」という主張とは裏腹に、実際の医療現場では医者の数が 不足している *3といっていいだろう。世界的にみても、日本の医者は人口 1 万人あたり 18.4 人、 医療のモデルとしてよく取り上げられるアメリカが 23.6 人、スウェーデン 28.7人、 ドイツ 30.6 人と日本の少なさが際立っている。だから、医者が多いはずの都会で さえ「夜中に救急で行ったけど、受け入れ可能な病院がなくてたらい回しにされた」 という事態 *4が起こる。極端な睡眠不足の中で当直にあたる医者が多いのは ここにある通り。ミスをするなというほうが無理というものだろう。
で、日本の医療費が高くて「医者を減らして抑制」しなければならないのなら ともかく、実際には日本の医療費は先進国でもイギリスに次いで *5最も低い。つまり、
医療費が最も低い国の一つなのに「医療費を使いすぎている」という誤解が まかり通っているために、あちこちに歪みが出ている
のが日本と言えるだろう。厚生省の「医師減らし」というのは、 (現在医者が 足りない) 過疎地の医療や夜間救急医療の切り捨て、という側面がある。
医療ミスだとか、日本の医療の問題点だとか、外国と比べて日本の医療機関を 非難するマスコミは非常に目立つ。でも、こういう「医療に費やしているコスト」 について言及しているところは皆無といっていいだろう。 マスコミの無責任な報道に惑わされず、医療の実態について一人でも多くの方に 知っていただければ *6と思う。
こちらの問題について、既に一応の まとめが出ているようですが、補足します。
プログラムの著作物の著作権を侵害する行為によつて作成された複製物 (中略) を業務上電子計算機において使用する行為は、これらの複製物を使用する権原を 取得した時に情を知っていた場合に限り、当該著作権を侵害する行為とみなす。
にあたっては情報入手が不可欠なんですが、 こちらにある通り *1、広告できる内容は厳しく規制されています。
に限られていて、「技能、治療方法、経歴、学位」については厳禁 *2となっているのですね。書籍の広告は OK という抜け道が一応あるので、アトピー商法 をやっている連中は患者団体をでっちあげて本を書かせたり、あるいは自分で本を 書いて大々的に広告するという手法を使っています。
となると、かかりつけ医や口コミで聞いた評価をするしかありません。けれど、 それがあまり頼りにならないのが現状。医療の腕の評判は 宮司さんが書いているようにそれほど頼りにならなかったりする。
老人・若人別 1 人当たり総保険費の国際比較というのは、 老人の一人当たり保険費用 / 若人の一人当たり保険費用です。医療費用の比較目的で使うのは明らかに間違いです。
なお、私は「医療にもっと金を」と主張している訳ではありません。医療費抑制の ために医者の数を低くするのであれば、当然の結果として
となります。工夫によって緩和はできるでしょうが、根本的な解決にはならない でしょう。これらの悪影響を考慮した上での判断結果であれば、何の文句も ありません。逆にいうと、これらの問題を根本的に解決したいのであれば、 医療費にもっとコストをかけなければ無理と考えます。
日本の医療の問題について、「日本医師会が悪い」という主張をされる方が けっこういらっしゃいます。医師会を擁護したくはないですが、本当に そうなのでしょうか?
政治的影響という面から言えば、医師会よりも日本看護協会のほうが上 *4です。行使できる影響力からいえば、労働者の代表である労働組合のほうが さらに上でしょう。日本の老人医療費の高騰は「老人は病院に行ってもタダ」 という政策の結果でもあるのですが、老人医療費無料化は革新政党の政策であり、 つまりは一般労働者の代表が発案したことです。医師会が社会党なり共産党を 支援した話は聞きませんから、「老人医療費高騰は一般労働者の責任」と考える *5こともできますね。
問題はおそらく、 (医師会以外の) 政治団体がきちんとした医療政策を提言して こなかったことにあります。アメリカと比べると対照的であり、ヨーロッパ諸国と 比べても「医者以外の医療に対する認識は低い」という指摘 *6があります。その通りだと思います。
ここしばらくの間、おうち LAN が変。数十秒くらいの間ネットワークが不通になる 事態が一時間に数回の割合で起こっていた。順番に調べていって、 Switching Hub (Melco の LSW 10/100-8) の電源を入れ直してリセットしたら、 そのままお亡くなりに。急いで近くの店を回ったんだけど、閉店時間にぎりぎり 間に合わず、非常に悔しい思いをした。
翌日、近くのノジマで Corega SWIII-8Pを購入。家に持ち帰って設置してから、 8 port 全部使っていたのを思い出した。 どうせなら 16 port のを買えばよかった。
当然と考えていることは省略していたのでわかりにくかったかもしれませんが、 個々の事例についていえば 医療ミスの責任はミスをした医療スタッフにあります。これは当然のことです。
ただし、日本に比べて医療にコストをかけている *1国と単純に比較してしまうのは大きな間違いだということです。「アメリカでは」 とか「スウェーデンと比べて」などという記事をよくみかけますが、医療コストを 無視して「日本の医療は悪い」などと決めつけられても困るわけです。これらの 国に比べて医療ミスが多いとしたら *2、その責任は医療スタッフではなく医療体制を選択した日本国民にあると考えます。
報道された個々の事例については実際にどういう状況なのかわからないので コメントできませんが、今までに一つだけ例外がありましたね。手術する患者さんを 取り違えたのに当初「看護婦の責任」って発表した某大学病院。執刀する患者さんの ところに事前に何度も回診に行くのが普通なはずなんですが、あそこの病院は 患者さんの顔を見ずに回診しているんだろうかと思いましたです。
についていえば、そもそも病院設立の目的が「医療の提供」じゃないことを忘れている 人が多い気がしています。研究と教育が第一の目的なんですね。研究のために 普通の病院より高度な医療を受けられる可能性もありますが、「免許取ったばかりの 研修医や学生の教育」のために普通の病院よりも劣った医療となる可能性も高い。 そこをきちんと理解した上で利用したほうがいいと思います。
ここを読んでいる世代の方々だと自分自身の医療はそれほど考える必要はないと 思います。問題となるのは 70 歳を過ぎた肉親の病院選びでしょう。私自身が 祖父母の世話をしていた経験からいえば
というところを見つけておくといいでしょう。
発作時に救急車を呼ぶ必要がある重い疾患 (例えば虚血性心疾患) がある場合は 事情が違ってきて、夜間に救急車で受け入れてくれるような大病院 *3にかかりつけになっておくといいでしょう。かかりつけの患者さんの救急だと 多少無理してでも受け入れてくれるところが結構あります。こうした病院がないと 救急車を呼んだ時にたらい回しにされる可能性が高くなります。
病院の経営は全く知りませんが、誤解と思われる点を指摘しておきます。 病院の主たる収入源である薬代というのは間違い。収入に占める割合は病院で 7%、診療所で 12% と推定されて います。
医師会の政治力ですが、「看護協会が医師会より票を集められるとは思えない」なんて思い込む前に 実態を見てみてください。前回の参議院選挙比例代表での自民党の比例順位では、 日本看護協会推薦の南野氏が 7 位、日本医師会推薦の宮崎氏が 16 位 (追記: 比例当選 14 人だったので落選) でした。 一部の目玉候補を除けば「資金力と集票力で決まる」と言われる自民党の参院比例区で こういう実態があるわけです。医者と看護職を比べれば看護職のほうがずっと 人数が多いですし、患者さんの生活に近いところで活動するのですから、 集票力もあるのでしょうね。
かっては大きな政治的影響力をふるっていたのは確かですが、 カリスマ的会長の引退、勤務医の増加 *1などでだいぶ力が衰えてきたのでしょう。
医療の問題を「医師会 vs 厚生省」と矮小化する方が多いのはなぜなんでしょうか。 昭和 57 年の老人医療一部負担化、昭和 59 年の健康保険本人負担増などの際に 自民党以外の各野党 (社会党、公明党、共産党など) が大反対したのは事実です。 そういう事実を忘れて「医師会が反対したから」とする考え方は理解できません。 医師会に責任があるのは確かですが、当時の野党を支援していた労働組合、 つまりは一般労働者にも責任はあるのです。
新聞については、「医師会は力が強い」というイメージがすっかり定着しているからでしょう。 janus さん自身も「看護よりも集票力はあるはず」という思い込みをしていますよね。 私自身、ある雑誌 (失念) で指摘されているのを見るまではすっかり 誤解していましたから、誤解するのはある意味当然といえます。
ちなみに、特定郵便局が押した岡氏は参院自民比例で 3 位、 16 位で落選となった 医師会推薦候補とは大違いです。
財力ですが、自民党の参院比例代表の順位が結局のところ「金」で決まっている というのはほぼ定説になっています。金を集めて何人分の党費を党本部に 出せるかで決まる。で、比例の順位にこれだけの違いがあるんですよ。 「医師会は衆議院を重視」と主張されていますが、特定郵便局や看護協会が 「参議院を重視」しているのでしょうか? 衆議院と参議院での力の入れ方に 大きな違いがあるとは考えにくいです。
「医師会に反対する政治勢力がなかったために医師会の意見が反映されやすく、 力があるように見えているだけ」と解するのが妥当でしょう。
が 足りないのは事実です。で、現実はどうかというと、医者の側からみて 小児科は激務だけど収入がそれほど望めないので、若手の医者が小児科に進む率がどんどん減ってきているのです。 ここ数日の読売新聞の連載で「医者から見た小児科」が特集されているので、 是非読んでみるといいでしょう。激務のために流産してしまう女性小児科医が 何人も出ていると紹介されています。
かっての話と片付けてしまうのは無責任に思えます。
で、団体が自分の利益に反する政策に反対するのは当然といえます。それが悪いとは 私は考えません。病院は赤字のところが多いです。救急を受け持つ大病院は特に 赤字幅が大きく、各自治体などが多額の税金を投入してやっと運営しているのが 実情です。こういった現状では収入が減る政策に反対するのは当然と言えるでしょう。
何が問題かといえば、医師会以外の団体が「医療はどうあるべきか」という点について 責任ある行動をとっていないことにあります。既に指摘しましたが、政治的にみれば 医師会より力がある団体はいくらでもあります。でも、そうした団体が医療について ちゃんとした発言を行っていない *2ために、医師会の主張だけが通りやすい状況ができてしまっているのです。
医療を受ける側がもっと発言していく必要があると私は考えます。「老人はタダ or 定額 (それも安価) で医療受けさせて欲しい」というような無責任な主張 *3は論外ですし、ただ漫然と「医療費削減」を主張するだけでもダメ。 小児科が問題となっているのならば、小児科にもっとコストをかけて *4いくよう主張すべきですね。で、その分のコストをどこで負担するのかについても 責任ある議論をすべきです。健康保険の料率を上げるのか、それとも特定分野の 医療を削る (当然ながら痛みを伴います) のか。
こういった責任ある議論をせずに「医療側が悪い」と主張するのは無責任でしょう。
こちらの分析はかなり妥当だと感じます。
医療器具を買う立場でないのでわかりませんが、学生時代に買った聴診器については 明らかに「日本は割高」でした。私はアメリカから通信販売で買ったのですが、 航空便での送料、厚生省へ行って手続き *5したり通関するのに必要な交通費や手間賃、などを含めても海外のほうが大幅に割安 (ほぼ半額) だったのです。先輩から「学会でアメリカ行ったらついでに聴診器 買ってくると安いよ」という話も聞きます。日本で使われている聴診器って ほとんどが輸入物 *6なのですが、厚生省の許認可に守られて日本の業者が利益あげてるのでしょう。
(OpenSSH ではない) ssh2 のライセンス変更か。 FreeBSD, NetBSD, OpenBSD 共に OpenSSH が base system に組み込まれて しまった今となってはちょっとね。デフォルトの OpenSSH を捨てて ssh2 入れる だけの機能差ってあるんだろうか。
先日壊れた Switch Hub に続き、おうちサーバの 2 台の IDE のうち 1 台が昨日 お亡くなりになってしまった。中のデータは全滅。某作業が校正出した直後 だったからいいものの、仕事進行中だったら大変だったよ。
八王子駅前に出る。ぶらぶらと歩く。買ったもの:
FreeBSD Express, MYCOM
いったん家に戻ってから秋葉原へ。
しばらく前から SCSI の DVD-ROM ドライブを探していたのだが、再び出回り 始めたので購入。 3 台購入した IDE のうち 2 台は自分用ではない。それにしても 40GB で 18,500 とは安いもんだ。最後のは平成 9 年に出たもの。書泉ブックタワーに なぜか山積みされていた。
明日の朝から山中湖へ遊びに行ってきます。月曜日か火曜日に戻る予定。 ネットワークのない世界を楽しんできます :-)。
毎年恒例の OB 会のために山中寮へ。今年の出席者は以外と少なかった。 焼き肉が中心の料理食べながらビール飲んで、現役の演芸見て。演芸は飲み芸や 下ネタに走らずにいろいろ努力していて面白かった。
一次会終了後、寮の端の部屋で若い OB 中心に二次会。
午前中は恒例の現役 vs OB ソフトボール大会、だったのだが疲れていて寝過ごして しまう。残念。
昼過ぎに帰還。サーバ修復作業。
近くのノジマで買い物:
予約していなかったけど、まだかなり在庫があるようだった。発売日に大騒ぎに ならなかったのは初回出荷で十分な量を出したからなのだろうか。
いろいろ調べているうちに M/B の secondary IDE I/F が変なことに気付いた。 で、予備にとっておいた Pentium Pro M/B *1に交換。
8/22 に 4-stable に入った この変更を見て Promise の Ultra 100 カードを買ってきていた。 current.jp.FreeBSD.org から取ってきた 4-stable で早速テストしてみたところ、インストーラで ハードディスクをきちんと認識してインストールが始まるものの、 newfs の途中で こけてしまう。
サーバ用マシンで遊んでいられないので、カード使用をあきらめて通常の IDE I/F に先日買ってきた 40GB IDE を接続。後日別マシンでテストの予定。
Ultra 100 なカードを使わなければ最新の 4-stable は必要ないので、 4.1-RELEASE をインストール。いつも使っているプログラムは packages *2にして CD-R に焼いてあるので、ただ pkg_add していくだけ。非常に楽 :-)。
ccd で mirroring したパーティションを 10GB 用意して、 /home など重要なデータは そこに置くようにした。役にたつかどうか。
運動会時代の先輩方と飲み会の予定。夕方に出撃。
綾瀬 *1で宴会。医療関係な話とか、某氏行方不明の話とか。千代田線で新御茶ノ水に出て 中央線で帰宅。
家に帰ると、某 DVD の全巻購入特典のビデオが第 1 期, 第 2 期とも届いていた。
で BSDCon 2000 に関するメールが交わされる。今日までに申し込むと割引価格なので 迷っていた人々が申し込んでいるらしい。私もその一人 :-)
会場のホテルが満室だとばっかり思っていたら、 BSDCon に出席するといえば 空いていると itojun さんから教えていただいた。早速日本の予約窓口に電話。 部屋が確保できてよかった。
先日買ってきた SCSI DVD-ROM ドライブを Windows マシンにインストール。 余った SCSI CD-ROM ドライブを Windows マシン -> FreeBSD-stable マシン -> おうちサーバの順に移植。 DVD-ROM ドライブが Ultra SCSI 対応だったので、 SCSI カードを入れ替えて Adaptec 2940UW を単なる Ultra SCSI カードとして使うことに する。ちょっと悲しい事態だが、 UW-SCSI なディスクを今後使う可能性は低いから しょうがないのだろうな。